早速ですが、自社発電所の2022年の年間発電量実績を公開させていただきます。
遠隔監視を設置している全15か所合計のシミュレーション比は100%でした。
影の少ない案件が、シミュ比100%前後なので、日射量自体は過去平均ぐらいだったと思われます。
影の多い案件が多い中、両面パネル×白反射シートの頑張りのおかげで、何とかシミュ比100%をキープできました。
が、本音を言えば、もう少し上振れしてほしかったですね。
両面パネル×白反射シートの実力については、
・両面パネル×白反射シート(影少)が、シミュ比112%と109%(平均110%)
・片面パネル(影少)が、シミュ比99~103%(平均101%)
でしたので、両面×白反射による上振れ(ボーナス)は、+9%という結果になりました。
※厳密には影の程度も異なる近隣の発電所と比較した簡易的な計算なので、あくまで参考程度にとどめておいてください。
設置条件が良くても、この程度の上振れなので、両面に向かない設置条件ではその恩恵を感じることができないと思われます。
ご存じの方は耳タコかもですが、
基本的な考え方は、両面パネルはパネルの下に光を入れてなんぼなので、
・一面架台は×
・詰め詰めレイアウトは×
・架台高さが低いと×
さらに、
・非マルチパワコン(オムロンなど)は×
・過積載率が高いとピークカットに埋もれて×
・縦置き架台は横レールがパネルを遮るので×
・水たまりができやすい土地だと白シートが汚れて×
など、気を付けるべき点が結構多いです。
逆に、ソーラーシェアリング×両面×白反射は、架台が高くて、隙間が多いので、物凄い上振れ量みたいですね。
今更ではありましたが、何かの参考になれば幸いです。
簡単でしたが、クリックいただけると嬉しいです(^_^)/