今年の草刈り、これでラスト??

 今回の4連休は涼しくて草刈り日和でしたね。

今年はこれでラストかな??

 

私の太陽光設備の敷地内は、防草シートや砕石等で、雑草対策を行っていますが、敷地周辺部についても雑草の管理をしておかないと、自分がアクセスできなかったり、周りからクレームがきたりします。

なので、定期的な草刈りを余儀なくされています(>_<)

 

↓は、入り口付近のBefore→Afterです。

f:id:NKE:20200922184639p:plain

すっきりしました。若干刈り残しがありますが、細かいところは突っ込まないで。 

 

↓は、脇の農道のBefore→Afterです。

f:id:NKE:20200922184828p:plain

際の最低限のところしか刈ってないですが、これで車が通っても傷はつかないでしょう。 クレームも来ないはず。

 

ちなみに、私がいつも使っている草刈り機は、↓です。

f:id:NKE:20200922184913j:plain

 マキタの充電式 電動草刈り機です。

敷地外周部を刈るだけなら、この電動式で十分です。

とても静かなので、早朝から作業しても近所迷惑になりません。

バッテリーの持ちが心配な方は、予備を持っておいた方が良いですね。

私は3Ahと6Ahを持っています。

ちなみに安い互換式はダメですよ。試しに買いましたが、純正の1/3くらいしか持たないです。まさに安物買いの銭失いでした(>_<)

 ちなみに、私は、分割タイプを購入しました。これなら、コンパクトカーのトランクや後部座席にも余裕で載せれるので、便利ですよ。

 持っておいて損はない逸品です。


 

 

 敷地内の防草シートには、↓を使用しています。

数年使用した感想は、

防草効果〇、耐久性〇(アレイ間、パネル下)、耐久性△(常時日が当たる所)、コスト◎、施工性〇

 太陽の光で少し縮むので、そこだけ注意ですね。


 

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真南に鉄塔が、、、影響はどれくらい (?_?)

昨日記事にしたパワコン配線ミスの発電所ですが、二重苦で真南に鉄塔が立っており、影の影響をガッツリ受けています。

 

先月の実績データが出てきましたので、鉄塔の影の影響はどれくらいか確認してみたいと思います。

 

 ↓は、現場の写真です(工事途中)。

f:id:NKE:20200921194904j:plain

真南に鉄塔がそびえ立っています。

どうあがいても影からは逃れられないですね(T_T)

 

鉄塔と太陽光設備の位置関係は、↓です。

f:id:NKE:20200921193922p:plain

上から見ると、ちびっこいのですが、、

 

晴れの日の発電グラフです。パワコン1-5。※HUAWEI 4.95マルチストリング。

f:id:NKE:20200921194137p:plain

本来、ピークカットするはずのところが凹んでいますね。

これが鉄塔の影がかかるタイミングです。

対象パワコンでのロス率は1.5~3.4%でした。

 

次は、パワコン6-11です。※HUAWEI 4.125

マルチストリング。

f:id:NKE:20200921194207p:plain

こちらは昼過ぎに影がでています。先ほどより凹みが大きいですね。

恐らく、日が少し低くなって影が伸びてきたのでしょう。

対象パワコンでのロス率は4%でした。

f:id:NKE:20200921200937j:plain

影にならないパワコンも含めて平均するとロス率は1.5%でした。

意外に少ない?

8月のデータから算出したからか、まだそこまで影響は出ていないですね。

3月~9月は南側の影は影響度は意外と少なそうです。

 

ただ油断は禁物で、10月以降はどんどん影が伸びてきて、影響度が大きくなってくるので、恐ろしいです。まあここは元々期待はしていませんが。

 

冬になったら、どれだけロスっているかまた検証してみたいと思います。

 

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連系1年後の発電所 発電量が低い原因は??

丁度一年前に連系した発電所

ここは、当時、自身で初めて単結晶ハーフカットセルやHUAWEIマルチストリングパワコン(旧型)を用いた発電所で、発電量がどれだけ上振れするかすごく期待していました。

 

しかし、当時は中部電力カテエネサービスで、デイリーの発電量を確認していましたが、今一パッとしない印象でした。

 

4月からカテエネが見れなくなり、先々月にHUAWEI純正の遠隔監視スマートロガーを設置したので、8月の発電量を近隣の発電所と比較したところ、

下記のような結果となりました(赤の点線)。

f:id:NKE:20200920205843p:plain

赤の点線のところが今回の発電所ですが、発電量はシミュよりは高いが、他の発電所よりかは明らかに低い感じです。

南西側に鉄塔があるので、その影響かなと思ってましたが、

パワコン毎の発電量を集計しているうちに何か違和感を感じてきました。

 

↓は、EPC業者さんからもらっていたパワコン-ストリング表です。

f:id:NKE:20200920210800p:plain

4.95パワコン→13直列,13直列

4.125パワコン→11直列、11直列(or 12,11)

特に不自然ではないですね。

(ちなみに、何故、4.95kWと4.125kWを混ぜてきたのかは??です。)

 

次は、8月のパワコン毎の発電量です。

f:id:NKE:20200920210836p:plain

んっ??

4.95パワコンの3,4,5が明らかに低いです。

 

EPC業者さんからは、パワコン設置順はストリング表の順(4.95×5台→4.125×6台の順)に並んでますよと聞いてましたが、念のため、現地で確認したところ、パワコンの並びが下記のように

f:id:NKE:20200920211211p:plain

4.125→4.95→4.95→4.125、、、と入れ混じって並んでいるではないですかっ!

これかー。

 

実際のパワコン容量とストリングを整理してみると、

下記のようになりました。

f:id:NKE:20200920211252p:plain

なんて残念なつなぎ方なんでしょう(T_T)

パワコン容量の低い4.125にパネルをMAX(13,13)でつないだり、

パワコン容量の多い4.95にパネルを少なめ(11,11)につないだり。

これはダメですねー。

無駄なピークカットロスが増えてしまいます。

 

恐らく、HUAWEIの旧型パワコン4.95と4.125は、見た目の差は全くないので、電気工事屋さんが気づかず、混在して設置したのかもしれません。

 

ちなみに今回のつなぎ間違いによる発電ロスを計算すると8月分で493kWh(4.3%)でした。

発電量を何となく眺めているだけだと見過ごしてしまう値かもしれないですね。

 

ただ、4%の売電ロスでも、CF低下に直結するので、要注意です。

(200万の売電収入なら、ロス8万/年、CFもほぼそのまま低下)

 

パワコン毎にパネル枚数が揃っている場合は、遠隔監視でパワコン毎の発電量を見れば、すぐ気づくと思いますが、

パワコン毎にパネル枚数が違うとか、今回の私みたいにパワコン容量も違うとなると、遠隔監視を見てるだけでは気づかないので、一度ガッツリ計算してみてください。

曇りの日などピークカットのない日は、基本的には、発電量はパネル枚数に比例しますので、計算しやすいです。

 

今回の件、EPC業者さんに連絡して、パワコンへの繋ぎ変えをやってもらわないといけないのですが、内容がちょっと複雑なので、説明するのが、ちょっと手間ですね。

やはり、パワコンへのパネル枚数は揃えておいた方が、接続間違いも減るし、発電量の異常もすぐわかるし、メリットは結構多い気はします。

 

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融資戦略の準備:現状把握(法人編)

 今回は、法人の方の借入総額、残債について整理してみました。

 

法人では、丁度、低圧10基分で、公庫とG組合から融資を受けています。

    資金調達
  パネル
容量
金融機関 借入額
(万円)
返済
期間
金利 借入日 残債
(万円)
1 82 kW 公庫 1,800 15年 1.04% 2017/6 1,449
2,3 178 kW 公庫 2,500 20年 0.45% 2019/3 2,376
390 20年 1.35% 372
110 7年 1.16% 92
3,000   0.59%   2,840
4 80 kW G信組 2,570 15年 2.*% 2019/4 2,388
5 80 kW
6 84 kW G信組 2,566 15年 2.*% 2019/7 2,277
7 86 kW
8 96 kW G信組 1,385 17年 2.*% 2019/10 1,324
9 91 kW G信組 1,124 17年 2.*% 2020/2 1,124
10 84 kW G信組 1,025 17年 2.*% 2020/7 1,025
861 kW   13,470       12,427

 公庫では、3基分の4,800万円を借りています。

新設法人にも貸してくれて金利も低いので、助かっています。

2,3基目では、経営力向上、、、を適用したので、設備分の金利が0.45%まで下がりました。

しかも返済期間は20年OKでした。CFはかなり良いはずですが、

実は自分の収支計算シートは15年固定だったので、厳密にはよく把握してないのです。

公庫は、去年時点では担当者から4800が上限と言われていましたが、年始頃は、また相談に来てください。

と、含みを持たせる言い方に変わっていたので、あと1基くらい期待できるかも。

ちなみに公庫は担保がないと厳しいですね。

私は別の担保があったので問題なかったですが、担保がない場合は、太陽光用地を担保にしたりとか、工場抵当とか、いろいろテクを使わないといけないので、ちょっと大変ですよね。

こういう事って、公庫の担当者からは提案してくれないので、オンライン、オフライン問わず、いろんな場で聞きましょう。

 

G組合の方はというと、凄い数になってきました。

今のところ、全7基で、G組合からの借入総額は、8,670万円です。

金利のところは、周りの知り合いにも言わないで、と担当者から釘を刺されているので、2.*%とぼかしていますが、決して、安くないです。

融資相談の際は、金利交渉は心証が良くないと、諸先輩方から聞いていたので、向こうから言われるがままの金利を受け入れています。

ここは、土地、設備、諸経費を含めたフルローンを出してくれる※ので、資金繰り的にはかなり助かっています。※もちろん案件の事業性次第はありますが。

普通の地銀みたいに自己資金10%~を取られ続けると、どんどん貧乏になり、ここまで拡大はできなかったです。

 G組合は、内諾済みの残り3基で上限額に達するので、そろそろ地元の地銀から貸してもらえるように融資戦略を考えていかないと駄目ですね。

ただ、この辺はあまり得意ではないというか、手間のかかることは避けたい派なので、とりあえず、来年の決算を良くみせれるように、余計は経費使用や過度な節税は、控えておこうと思います。

 

最後に忘れてましたが、

個人と法人で合わせて、借入総額は約1億9000万円(5472+13,470=18,942万円)でした。

家族には刺激が強すぎる額ですね。当面は黙っておこっと。

残りの案件はどうなるかわかりませんが悔い無きよう突き進んで、いきたいと思います。皆さんも、ラストスパート、頑張っていきましょう!

 

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融資戦略の準備:現状把握(個人編)

今回は、今後の融資戦略の準備として、今現在の借入額、残債がどれだけなのか、整理してみました。

 

正直、昨日までは今の借金はどれくらい?

と聞かれても、

「1億は超えているけど、2億は超えてないぐらいかな」

と非常にあいまいな状態でした。←危険な状態かも。

 

まずは、個人の方からです。残債は返済表を見て写しました。

    資金調達
  パネル
容量
金融機関 借入額
(万円)
返済
期間
金利 借入日 残債
(万円)
1 55 kW 信販 A 1,412 13年 2.6% 2016/9 1,027
2 76 kW 信販 I 1,750 15年 2.35% 2017/2 1,385
3 82 kW 信販 J 1,520 15年 2.2% 2018/6 1,323
4 68 kW 信販 J 790 15年 2.2% 2020/2 764
281 kW   5,472       4,499

個人での借入総額は、全4基で、5,472万円でした。

正直この額が大きいのか小さいのかよくわかりません!?

完全に感覚が麻痺していますね。

1基目は返済から4年も経っていたので、元金は1412→1027と、知らず知らずのうちに、400万弱も減っていました。

2基目は、1750→1385(▲365)

3基目は、1520→1323(▲197)

4基目は、790→764(▲26)

4基合計で、借入額が5,472万に対して、残債は4,499万と、972万ほど借入元金が減ってました。

 

もう少し、返済が進んで、控え目過積載で、頭金もある程度いれたら、信販あと1基いけるのでは?

と思ってしまいました。

 

来年の信販審査に向けて、個人事業主としての利益を増やせるように節税は最小限にしといて、与信を高めた方が良さそうですね〜。

 

本日は、残債の整理に意外に時間がかかってしまったので、法人編は明日にさせてください<(_ _)>

 

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次々案件(16基目)のレイアウト(JinKO Tiger 460W)

次の次の案件(16基目)のレイアウトを最近流行の高出力パネルを用いて考えてみました。

 

この案件は、重塩害エリアなので、お気に入りのTrinaは使えず、標準で重塩害対応しているJinKOを採用する予定です。

パネルの種類はTigerシリーズの両面460Wです。

 

簡易レイアウトの作成は、測量士さんからもらった測量図(PDF)をコピーして、エクセルに貼り付けて、縮尺を合わせた長方形のパネルを並べていくだけです。

 

こんな↓感じになりました。仰角は10°です。

f:id:NKE:20200917221023p:plain

アレイ間は通常離隔(1.6m)でいくと収まらなかったので、

上の3つのアレイは10cmずつ上げて段々架台にして、離隔を1.36mまで詰めました。

f:id:NKE:20200917221203p:plain

これで、パネル容量が110.4kWとなり、申請容量108kWの+3%以内(or 未満?)に収まったので、OKです。

 

最近の高出力パネルを用いるとパネル枚数はかなり減らせますね。

普通の単結晶300Wなら360枚以上いるところが、Tiger 460Wなら240枚で足ります。

ただ、幅2.2mのパネルは1人では持てないでしょうから、2人作業が前提となると、枚数が減っても、作業代のコストダウンは期待しない方が良いでしょうね。

 

架台のコストは多少安くなるのか?誤差レベルなのか?

また見積もり依頼してみます。

 

という感じで考えてみましたが、次の案件(15基目)が終わってからなので、まだまだ先になりそうです。

 

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過積載シミュレーション 答え合わせ③(Qセルズ98kW)

連系して2年以上経つダブル過積載の発電量データを、知人のののさんより提供いただけましたので、シミュレーション vs 実績値の比較をしてみたいと思います。

 

以前は、76kW, 82kWのシステムで同じことをやりましたが、今回はダブル過積載98kWとなります。

 

設備の仕様は、↓となります。

パネル Qセルス多結晶285W×344枚
98.04 kW
パワコン オムロンKPM×9台
49.5 kW
過積載率 198%
その他 ほぼ影なし

f:id:NKE:20200916225434j:plain

見事な一面架台ですね。

ただ実は、横幅が少し収まりきらなくて、写真では見えないところに小アレイがあったりします。これは内緒で。

 

シミュレーションの方法は、

NEDOの1時間ごとの日射量から1時間毎の発電量を出して、さらに、一月分、1年分を足し合わせて、一月発電量、年間発電量を出しています。

1h毎の発電量[kWh/h]は、1h毎の日射量×パネル容量×(1-システムロス)×(1-パワコンロス)×(1-温度損失率)にて算出しています。1hあたりの発電量がパワコン容量49.5を超える場合は、49.5kWhの値を使用しています(=ピークカット考慮)←ここがポイント!

※日射量データの単位は注意ください。

 

前提条件は、↓です。温度損失は季節で変えています。

日射量観測地点 Y****** mie
方位角 南西50°
仰角
システムロス 2%
パワコンロス 5%
温度損失(12-3月) 4%
温度損失(4-5月) 8%
温度損失(6-9月) 12%
温度損失(10-11月) 8%

 

シミュレーション結果です。

  シミュレーション値 ピークカット率
1月 6,239 0.1%
2月 7,139 3.3%
3月 9,420 9.7%
4月 10,155 12.0%
5月 10,838 13.4%
6月 10,344 10.8%
7月 10,747 9.0%
8月 10,984 9.3%
9月 8,403 6.2%
10月 7,753 3.2%
11月 6,486 0.2%
12月 6,021 0.0%
合計 [kWh] 104,529 7.60%
1kWあたり発電量
[kWh/kWp]
1067  

仰角が5°なので、ピークカットは7.6%と少なめです。

 

↓は、2年分の実績値です。

f:id:NKE:20200916223824p:plain

ほぼ同じ数値です。

 

パネル容量98kWで割って、1kWあたりの発電量を出しました。

f:id:NKE:20200916224930p:plain

気持ち悪いくらいシミュ値と実績値が近いです。

 

対シミュレーション比率は、

f:id:NKE:20200916225004p:plain

ほぼピッタシですね。安定性も抜群です。

過積載率が増すほど、発電量のバラツキは軽減されそうですね。

 

最後に、今年の月ごとのデータです。

f:id:NKE:20200916225026p:plain

f:id:NKE:20200916225041p:plain

月単位ではジグザグしていますが、結局は平均値は100%近辺になると思います。

 

いや~、それにしても、Qセルズ、オムロンの組み合わせは安定性が抜群すぎて、面白みに欠けちゃいますね。もちろん故障等もないそうです。

 

刺激が欲しい方は、是非とも両面パネルを使ってみてください!

 

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【速報】両面・片面パネル 発電量実績(9/1~15)

皆さん、発電の調子はいかがですか?

8月が良すぎただけに今月はテンション下がっている方が多いのではないでしょうか。

 

↓は、両面発電所の日毎の発電量です。

f:id:NKE:20200915210337p:plain

 400kWhを超えたのはたったの2回でした。ほとんどが雨~曇りですね。でも秋はそんなもんかも。

 

次は、シミュレーション値に対してどうだったか、見ていきます。場所は三重です。

f:id:NKE:20200915211343p:plain

 片面パネルの方は、シミュレーション値に対して、100.5%, 97.4%, 95.0%でした。

100%を切っているのは、影の影響が出てきて数%低くなったのかなと思います。

影なしのところはほぼ100%なので、意外にシミュ通りですね。

10%上振れした先月と比較すると物足りなく感じますが、シミュレーション上では、そもそも9月は8月の8割くらいの発電量なので、それほど悲観しなくても良いかと思います。

少なくとも7月のような絶望的な状況にはならないでしょう。

 

両面の方はというと、シミュレーション比112%と好調です。

発電の絶対量も他の高積載片面パネルより多く発電しています。

両面は天候の悪いとき(ピークカットが少ない時)の方が、実力が発揮できてますね。

 大雨による土砂流入で少し、シートが汚れましたが、影響は誤差レベルのようです。

 

これからの季節は、日射量が減り、発電量は下がってはいきますが、年トータルでシミュ値に近づけば全く問題ありませんので、気にしすぎには注意しましょう。

f:id:NKE:20200915210446j:plain

私が使用しているのは、↓のルンルンシート白ピカです。土の汚れも取れやすいので、今のところはベストかなと思っています。


 

 

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太陽光パネル 影の影響ってどれくらい?

太陽光パネルにとっては影が最も厄介ですよね。

少しの影でも思った以上に発電量は低下します。

 

住宅地のど真ん中の発電所で、建物の影の影響がどれくらいか、まとめてみました。

 

↓は、レイアウト図に、影となる建物、電柱を追記しました。

 

f:id:NKE:20200914215840p:plain

オレンジで囲ったパネル(同一パワコン)が、最も影の影響を受けています。

 

↓は、午前の写真です。

f:id:NKE:20200914222002j:plain

ガッツリ影がかかっていますね。

 

↓は、8月のそこそこ晴れの日のパワコン毎の発電量グラフです。

パネルの接続枚数が近いものだけを抜粋しています。

f:id:NKE:20200914220506p:plain

影がガッツリかかるパワコン④は朝方は全然発電してないですね。

9時時点では他の半分くらいです。

 

8月トータルの発電量で比較すると、

f:id:NKE:20200914220421p:plain

ガッツリ影のパワコン④は、影なしのパワコンと比較して、-19%でした。

影によるロス率がなんと19%もあります。かなり大きいですね。

8月でこれなので、冬場はもっと恐ろしいことになるかも。

 

この発電所のパワコンは、Panasonicの一括入力方式(4回路1MPPT:非マルチストリング)を使用しており、残念ながら、影には弱いタイプです。

 この当時は、手ごろなマルチストリングタイプのパワコンがなかったので、しょうがないです。

 

最近流行のHUAWEIや新型SMAとスペック比較です。

f:id:NKE:20200914224054p:plain

今買うなら、影の案件では、日陰対策機能のある新型SMAが良いでしょうね。

 

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次案件(15基目)のレイアウトについて

前の案件も無事連系したので、そろそろ次の案件、15基目を進めていこうと思っています。

ここは農地転用がまだなので、まずはレイアウトについて考えてました。

 

この案件は土地は賃貸で、使用する分だけ農転したいので、測量・分筆してもらいました。面積は248坪ほどです。

賃料については、固定資産税が11万円ほどの見込みなので、年13~15万円になりそうです。ちょっと高めかな。

 

土地の形状は、上半分が三角形状になっているので、ちょっと無駄が出そうです。

 

レイアウト案を考えるときは、測量士さんからもらった測量図(PDF)をコピーして、エクセルに貼り付けて、縮尺を合わせた長方形のパネルを並べていくだけです。

と言ってもそこそこ時間はかかります。

レイアウトが確定したら、商社さんか施工業者さんに依頼してCADで正確なレイアウトを作成してもらいます。

 

まずは、無理のない一般的な四段架台でレイアウトを作成しました。仰角は10°で。

f:id:NKE:20200913183436p:plain

下半分は形状が四角なのでキレイに並びますが、上側の三角のところは隙間が多くなってしまいますね。勿体ない。

 Trinaの445Wパネルを用いると、

f:id:NKE:20200913183536p:plain

パネル容量は、83.66kWでした。

申請が102kWなので、物足りない感じですね。

 

以前なら、仰角を5°にして、詰め詰めにしていましたが、ここは周りに畑があって、パネル下部の汚れが心配なので、今回は10°にしておこうと思います。

 

最低ラインの90kWを目指してレイアウト修正してみます。

 

下半分の四角のエリアは、前から後ろにいくにつれて10cmずつ高さを上げ(段々架台)、離隔を1.6→1.38mに詰めました。

上側の三角のエリアは、隙間を減らすため4段→3段架台にしました。仰角は10°のまま。

f:id:NKE:20200913183617p:plain

三角のところは、なかなか自然な感じになりました。

(ちなみに2段架台はコストが増加するので、考えていません。)

f:id:NKE:20200913183702p:plain

パネル容量としては90.78kWとなりました。

ここも両面パネルを採用予定で、無理して詰め込む必要はないので、これで良しとしましょう。

隣に貸主さんの自宅があり、あまり圧迫感のあるレイアウト、架台高さ(一面架台など)だと迷惑がかかるというのもあるので、そこまで攻めてはいません。

 

パネル (kW) 83.7 90.8
過積載率 169% 183%
年間発電量 (kWh) 96,133 101,799
年間kWあたり発電量
(kWh/kW)
1,149 1,121
ピークカット 3.9% 6.2%
売電収入(万円) 187 198
増加分(万円) - 11

今回のレイアウト修正で、

パネル容量は83.7→90.8kW(+7.1)に増加、

売電収入は187→198万円(+11万)となりました。

両面パネルにすると、200万円は超えてくるでしょう。

自分としては十分です。

 

分譲案件でも、認定容量は多めに申請しているところもあると思うので、もし既存レイアウトに余裕がありそうでしたら、段々架台で、離隔を詰めて、容量アップを提案してみてはいかがでしょうか。

(※ただし、ダブル過積載以上だと発電量アップとコスト増の兼ね合いで、必ずしも手残りは増えるとは限らないのでご注意ください。)

 

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