両面パネル 発電量実績(~7/27)

両面パネルの実績データを更新しました(~7/27)。

 

いつも通り、近隣の片面発電所(影の影響なし)と比較しています。

パネル 両面 片面 片面
Trina JinKO AXITEC
単結晶ハーフカットセル
84.1 91.12 95.04
パワコン HUAWEI HUAWEI オムロンKPV
49.5 49.5 49.5
過積載率 170% 184% 192%
方位 南東
仰角 10° 10,15,20°
白ピカ率 7割 - -
7/19 410 419 432
7/20 380 384 381
7/21 396 378 389
7/22 441 444 441
7/23 216 205 203
7/24 164 159 155
7/25 176 175 171
7/26 108 96 100
7/27 213 209 205
7月
合計
合計発電量 [kWh] 2,503 2,468 2,478
1kWあたり[kWh/kW] 29.8 27.1 26.1
1kW,1日あたり[kWh/kW/日] 3.3 3.0 2.9
両面効果(片面Jinko比) 110% - -
両面効果(片面AXITEC比) 114% - -
曇り

合計発電量 [kWh] 877 843 835
1kWあたり[kWh/kW] 10.4 9.3 8.8
1kW,1日あたり[kWh/kW/日] 2.1 1.9 1.8
両面効果(片面Jinko比) 113% - -
両面効果(片面AXITEC比) 119% - -
※ピークカットが発生しない天候なのでパネル1kWあたり発電量比較に適している

相変わらず、トータル発電量で、低容量の両面パネル(Trina)が、格上の片面パネルを上回っています。

曇り雨の日の1kWあたりの発電量比較では、両面Trinaの発電量は、片面Jinkoに対して113%、片面AXITECに対しては119%とかなりの差がついています※。

※パワコン変換効率差1%(=HUAWEIオムロン)含む

(ただ晴れの日はピークカットがありここまで効果は出ないはずなのでご注意を。)

しかも、白ピカ率はまだ7割程度なので、伸びしろはもうちょいありそうです。

 

という感じで、両面パネルの効果がある程度わかってきたので、次回は、低圧案件における両面パネルの収益性(どれだけ得するか)について考えてみたいと思います。