両面パネル 発電量グラフ

両面パネルは、どの時間帯に良く発電するのか、ある日の発電量グラフを見てみました。

ちょっとマニアックな内容かも。

 

↓は、同一発電所内での両面パネルと疑似片面パネル※の発電量グラフです。

(※裏面部を遮光加工して片面チックにしたもの)

f:id:NKE:20200809192853p:plain

全体的に両面の発電量が片面を上回っています。

もう少し定量的に見ていきますと。

 

まず差分(=両面ー疑似片面)とって、

f:id:NKE:20200809192909p:plain

 

その差分÷疑似片面で、両面によるアップ率を出しました。

f:id:NKE:20200809192937p:plain

両面アップ率は、日中は少し凹んでいるものの、全時間帯で概ね高いアップ率を維持しています。加重平均では約13%アップ率でした。

もう少し時間帯で偏りがあると予想していましたが、意外にもフラットでした。

恐らく、当発電所で使用している白シートは拡散反射タイプのものを使用しており、シートへの光入射角度とは無関係に四方八方に拡散するので、時間帯によらず安定的にパネル裏面を均一に照らしていたのかなと推測しています。

 

なので、両面パネルの下に敷くシートは、アルミシートのような正反射タイプではなく、拡散反射するタイプのシートが良いかなと思います。

 

ちなみに、私は↓の白ピカを使ってます。光沢感がなく入射光を均一に拡散反射させるので、太陽光発電には向いていると思います。

が、他のものを使ったことがないだけなので、他にお薦めがありましたら、是非と教えてください<m(__)m>

 

↓ クリックをお願いいたします<m(_ _)m>

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
にほんブログ村