雑草対策(防草シート編)

 今の季節、発電所の雑草管理に苦労されている方も多いのではないでしょうか。

過去私がやってきた雑草対策について、参考としてお伝えできればと思います。

 

最近は、発電所の数が増えてきたので、極力手がかからないように、でも、コストはかけたくないというスタンスでやっています。

 

↓は、私が過去実践してきた雑草対策です。記号は主観なのであしからず。

雑草対策 手間 コスト お薦め度
除草剤のみ ☆☆
草刈りのみ ×
防草シート+除草剤 ☆☆☆☆☆
グランドカバー      
 クラピア ☆☆☆☆
 ダイカンドラ × ☆☆
 クローバー × ☆☆
カタマ舗装 ☆☆☆

 こう見ると、一通りは、やってきてますね。
でも結局、防草シート+除草剤が、トータルバランス的にベターかなと思います。

 

本日は、防草シートについて、紹介したいと思います。

 ↓は、私が使っている部材とコストをまとめました。

リンクもつけているので是非活用ください。

    単価
防草シート 135g/m2 PP素材
織物系シート
¥13,750 ¥82,500
(2×100m) (300坪だと×6巻き)
 KS 防草シート 135G/m2 幅2m×100m巻 UV添加剤入 グリーン ◆お届け先個人様向け不可
固定ピン 大頭釘
φ5×150mm
¥5,500 ¥16,500
(500本) (300坪だと1500本)
 大頭釘 φ5x150 500本入

パイプ草カバー

φ76.3用
ポリエチレン
¥5,610 ¥11,220
(50枚) (スクリュー100本時)
 槍木産業 でか丸君 φ76.3mm 50枚入
施工費 DIY ¥0 ¥0
合計 ¥110,220

 ↑は、コストと性能のバランスは抜群で、実際に私も使用しているので、お薦めです!

防草シートのDIY施工は、時間さえ確保できれば、誰でも出来るので、是非ともチャレンジしてほしいですね。外注すると私のとこでは、25万円ほど(=250円/m2×1000m2)かかりますので。

 

 ↓は、防草シート施工後間もない頃の写真です。2年ちょっと前です。

f:id:NKE:20200816101532j:plain

グリーンのシートは、見た目的にも太陽光発電と合いますね。見てるだけで癒されます。

雑草抑止効果については、概ね、雑草は生えてこないのですが、どうしてもシートの隙間や土が溜まったところから草が生えてきますね。

月1くらいは除草剤(1Lの噴霧器で十分)を撒いてあげた方がきれいな状態は保てます。

実際どんな高級な防草シートを敷いても完全放置は不可ですからね。

気になる耐久性については、2年ほど経って、色落ちはありますが、特に劣化した感じは見られないです。また別途レポできればと思います。

 

↓は、パイプ草カバー でか丸君です。

f:id:NKE:20200816101605j:plain

スクリューとの隙間を見事に埋めてくれるので、雑草は生えにくいです。耐久性については、日中はほぼ影なので問題なさそうです。

 

シートの固定には大頭釘をよく使っています。

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大頭釘はそこそこ固めの地盤なら、しっかり固定されるので合格点です。コストも安価で、しかも隙間がなく雑草が生えにくいので、メリット多しです。

ただ、地盤が緩いところでは抜けやすいので、使わない方が良いですね。。

地盤が弱いところは無難に30cmコの字ピンでよいかと。

 

今は暑くてDIYどころではないとは思いますが、8月中に部材を仕入れて、9月以降で暑さが収まってきたら、是非ともチャレンジしてみてください。

筋肉痛にはなると思いますが、意外に楽しいですよ。

時間が確保できない方はEPCさんに部材だけ送りつけてあと宜しく!っていう手もありかなと。

 

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