本日は、HUAWEIパワコン専用の遠隔監視モニターであるSmartLoggerの発電量と売電メーターの値を比較してみます。
HUAWEI SmartLoggerは、TAOKEと同様にパワコンと通信ケーブルでつなぐタイプなので測定精度は高く、さらにHUAWEI純正品なので、パワコンのあらゆる情報が取得可能となり、かなりの優れものです。
ただ、アプリが痒いところに手が届かい点がちらほらあったりします。
パワコン毎の発電量グラフが一画面で見れなかったり、エクセルデータを出力したら、数値が全て文字データになっていたり。
まあ実害があるわけではないので誤差レベルのマイナス点かな。
さて本題ですが、連系して3か月ほど経った発電所の3回分のデータを比較してみます。
↓は、遠隔監視モニターの発電量と売電明細の数値です。
計測期間 | 遠隔モニター [kWh] |
売電明細 [kWh] |
ロス [kWh] |
ロス率 |
5/27-6/15 | 7,111 | 7,074 | 37 | 0.5% |
6/16-7/15 | 8,306 | 8,259 | 47 | 0.6% |
7/16-8/18 | 11,582 | 11,515 | 67 | 0.6% |
(パワコン:SUN2000-4.95KTL-JPL0×10台、パネル:Jinko 単結晶ハーフセル340W×268枚=91.12kW)
何れの期間においても、遠隔モニターの値が高く、売電明細の値が低くなっています。
これは誤差というよりパワコン出口~売電メーターまでのロスを反映していると思われます。
その差(ロス率)は0.5~0.6%でした。
昨日のTAOKEが1.1~1.2%の差だったのでそれより低いですね。
ケーブルの長さの違いかな!? 施工会社も違うので、電材がなんか違うのかな!?
このあたりは遠隔監視をあといくつか追加していくので、ケーブル長さ vs ロス率のデータ取りをしていきたいと思います。
昨日のTAOKE同様にHUAWEIの遠隔監視も、
画面上の発電量から1%ほどマイナスしたのが実際の売電量である
と考えておけばよいかなと思います。
次回ですが、
1基目の分譲案件では、CTタイプ(電流値を見るだけ)のエコめがねを使用しているので、一応、誤差率がどんなもんか載せておきます。
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