今回も知人のC/Nさんより片面ダブル過積載の実績データを提供いただけましたので、弊社両面パネルと比較しました。
下記の発電所は1km以内なので、場所による差はないと思っています。
パネル | 両面 | 片面 | 片面 | 片面 | |
T社 | J社 | Q社 | C社 | ||
単結晶ハーフカットセル | 多結晶 | 多結晶ハーフ | |||
84.1 | 84.16 | 98 | 108.0 | ||
パワコン | HUAWEI | HUAWEI | オムロンKPM | オムロンKPV | |
49.5 | 49.5 | 49.5 | 49.5 | ||
過積載率 | 170% | 170% | 198% | 218% | |
方位 | 南東 | 南東 | 南西 | 南 | |
仰角 | 10° | 5° | 5° | 15° | |
備考 | 白ピカ率9割 西側木々あり |
南側に鉄塔の影あり | - | 南西 電柱あり CT計測 |
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8月 合計 |
実績発電量 [kWh] | 12,604 | 10,941 | 12,479 | 12,455 |
シミュレーション[kWh] | 10,096 | 10,035 | 10,984 | 11,581 | |
実績/シミュ値 | 124.8% | 109.0% | 113.6% | 107.6% | |
1kWあたり[kWh/kW] | 149.9 | 130.0 | 127.3 | 115.3 | |
1kW,1日あたり[kWh/kW/日] | 4.8 | 4.2 | 4.1 | 3.7 |
片面のダブル過積載の2か所は、何れも12,400kWh超えており、対シミュレーション比は113.6%、107.6%と好調でしたね。
弊社の両面の方はというと、気まずいことに、12,604kWhと若干ではありますが、勝ってしまいました。
次回からデータを提供いただけないかもしれないですね(笑)
次に、パネル容量を横軸に、発電量を縦軸にとって、昨日のデータも追加して、片面達と両面を比較してみました。
実線より下の2か所は、おそらく影やCT計測誤差の影響で低めに出ていると思います。
両面のプロットは、片面の実線ラインより大きく上に振れています。
その実力は、グラフから両面84kW ≒ 片面99kWと読み取れるので、
両面84kW=表面84kW + 裏面15kW(+17.8%)と考えてよいのかなと思います。
ちょっと出来すぎな気がするので、×7割くらいで考えておいた方が良いかも。
(ちなみに、これは出力アップなので、発電量アップ率は、出力アップ率からピークカット増加率を引かないといけないので、もっと減ると思っておいてください。)
これから(秋以降)は、太陽の高度が低くなってきて、両面の効果は変わってくると思うので、継続でウォッチしていきたいと思っています。
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