1年ちょっと前に連系した5基目の案件ですが、この4月から中部電力による発電量モニタリングサービス(カテエネ)が打ち切られたため、新規で遠隔監視機器を購入し、2週間ほど前に取り付けてもらいました。
TAOKE社製のSmartPV(10年通信料込)を採用しました。
設備の仕様は、↓です。
・多結晶パネル89kW(多結晶275kW×324枚)
・オムロンkPV 49.5kWp(9台)
晴れの日では、49.5kWでピークカットしていたので、特に異常は感じていなかったのですが、
ふと、スマホ用のアプリで、パワコン毎の発電量を見ると
一つの パワコンだけ、異常に値が低いことに気づきました。
帰って、PCの方で、パワコン毎の発電量グラフを見ると
501のパワコンは、朝から晩まで、発電量が低い状態でした。
1日中影が当たるわけではないので、影の影響ではなさそうです。
先日あった配線の接続間違い?
とも考えましたが、ここは各パワコンに同じ枚数(36枚=9直×4並)をつないでいるので間違いようがないかなと。
あとは、ストリング1本が死んでいるくらいかな~。
2~3割ダウンしていることと辻褄があうし。
とりあえず、施工業者さんに状況を連絡したところ、すぐに現地へ見に行ってくれました。
パワコンの蓋をあけて、中身をみたところ、一つのストリングのブレーカーが落ちていたとのことでした。
電圧等を測って特に問題なかった為、ブレーカーを上げてもらい無事復旧しました。
復旧後のグラフです。
ほぼ揃ってます(^^)/
問題なさそうです!(^^)!
原因がわかって、復旧したので、一安心はしましたが、
ここは、連系して1年以上経過。
一体いつから、落ちていたのでしょう?
残念ながら、当初から、全体の発電量監視しかしてなかったので、今となっては追跡不可です。
ちなみに9台中の1ストリング死んだ場合、
ロス率としては、2.8%です。
全体の発電量監視では気付かない値ですね。ピークカットもそれなりにしてましたし。
金額的な損失は、1ストリング死亡していた場合、年間で売電200万×2.8%=5.6万円ほど。5年で28万円、10年なら56万円、20年なら112万円です。
売電生活は20年とまだまだ長いので、1年後に気づいただけも良かったと思わないといけないですね。
もし、全体発電量のみや、売電明細だけで発電量を確認されている方がいましたら、ちょっと考えなおした方が良いかもです。
という私も、遠隔なしがあと3基ほどあります。次はどの遠隔が良いかな~。
ファーウェイスマートロガーやTAOKEスマートPVは性能はとてもいいのですが、使い勝手という点では、痒いところに手が届かない仕様になっていたり。
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