両面パネル 前列アレイ vs 後列アレイ(9月実績)

以前記事にしたことがありましたが、両面パネルにおける前列アレイ vs 後列アレイについて、ある程度実績がでましたので、公開いたします。

両面パネル 前列アレイ vs 後列アレイ② - 超実践的 NKE の太陽光発電ブログ

 

私の両面発電所は、大まかには2列(前列と後列)のアレイで構成されています。

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これは9月下旬の朝方の写真ですが、右側の前列アレイの方が、白シートに光りが良く当たっており、見るからに前列の方がよく発電しそうな感じです。

 

実際にどれだけ差があったか見てみます。

↓は、パワコン毎の発電量です。

(パネルの接続枚数が同じパワコンに限定。10月は電圧抑制があったので9月のデータを採用)

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予想通り、右側の前列アレイの方が、発電量は高くなっています。

 

絶対値だとわかり辛いので、パワコン③を基準にして率に変換します。

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影の影響のないパワコン③と⑨で比較すると、

前列アレイ⑨は、後列アレイ③に対して、103.6%(+3.6%)の発電量でした。

 

両面パネルでは、最前列のアレイは、2列目以降のアレイに対して、発電量が3%以上は高くなるようです。

今回の初両面は、2列構成だったので、1列目比率が50%程度と高く、思った以上に発電量が伸びた可能性が高いです。ビギナーズラックってやつです。

次回以降の発電所ももちろん両面を予定していますが、5列、6列、8列アレイなので、今回ほどの上振れは期待できないかな。

こればかりはどうしようもないですよね~。

 

以下、お薦め部材です。


 

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