高額な14円権利付き土地を仕入れた場合、両面パネル×分離発注だとキャッシュフローはどこまで改善するか?
について書きたいと思います。
↓は片面パネル×分離発注の場合のCFです。
14円×120kW過積載 & 高額土地 案件のキャッシュフロー④(分離発注) - 超実践的 NKE の太陽光発電投資 × 資産運用 ブログ
当該地の写真です。傾斜があるので白色反射シートを敷いても土砂が溜まらずキレイな状態を保ってくれそうです。
両面パネル×分離発注 × DIY(シート、フェンス)の場合の前提条件です。
(※発電量シミュ値には、影、積雪、電圧抑制等によるロスは考慮されておりません。)
・両面化によるコストは、片面に対して、パネル+24万円(+2円/W)、架台かさ上げ+12万円(+1000円/kW)、白色反射シート+10万円と設定しました。
・両面化による発電量の上振れについては、白色反射シートを用いた場合、合計出力=表面+裏面出力=表面+表面×10%=表面×110%とすると、合計出力は120kW×110%=132kWとなり、発電量は1206kWh/kW×132kW(1ーピークカット21.4%)=125,124kWh、片面比較では、125,124÷片面119,807=104.4%となるので、両面化による発電量上振れの予測は+4.4%となりました。
思ったより低い数字と印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。
両面化で出力は10%ほどアップしたとしても、超過積載ではピークカットも増えるので、その分も考慮しないといけないのがその理由となります。
今回の場合、120→132kW(+10%)では、ピークカットが17.2%→21.4%(+4.2%)
・劣化率は、JinKOの出力保証が片面で0.55%、両面で0.45%であり、両面では0.1%劣化率が低いと想定されるので、劣化率は0.4%/年としました(片面では0.5%/年)。
・表面利回りは、両面化により片面11.6%→両面11.8%(+0.2%)となりました。
たった+0.2%だけの向上!?
※あくまで上記前提の下での試算なので、当たっているかどうかはわかりません。参考までということで。
20年間の年間CF(税引前)は、
(前提は、簡易課税、廃棄積立考慮なし、16年目パワコン交換)
金利2.5%×17年返済でも、年間CF 42万円以上、20年トータルも1,150万円を超えてきました。なかなか良い感じです!(^^)!
片面の時は、年間CF 39万円以上、20年トータル1,030万円だったので、CFは約1割アップと利回り+0.2%の割に意外に悪くないですね。
120kW超過積載でも両面パネルは使った方が良さそうです!(^^)!
ただ、両面パネルとセットの白色反射シートは、汚れない工夫や、清掃や除草の手間が増える可能性が高いので、そのことを理解されて上で採用するかどうか判断された方が良いと思います。
私の場合は、自宅から近く、半分以上が趣味なので、今のところ楽しみながら、管理ができています。
これにて、本シリーズを終了したいと思います。何か少しでも参考になりましたら、幸いです。明日からは確定申告、法人決算の準備を少しずつしていこうと思うので、更新頻度は2日に1回くらいに落とさせていただきますm(_ _)m
※本記事で用いているキャッシュフロー(CF)は税引前の金額となりますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。
ちなみにこの土地、土地代を振り込もうとした矢先に地権者の親族から猛反対をくらい予断を許さない状況となりました。来年ブローカーさんが再交渉に行ってくれます。どうなるのでしょうか~。
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