両面パネルの発電所が連系して、丸1年が経ちました。
これまでの発電量の実績をまとめましたので、公開させていただきます。
白ピカの方も敷いてから丸1年経過しましたが、残念ながら、隣地からの泥水流入を防ぎきれず、大分汚れてきました。梅雨時のジメジメで、カビも発生しています(>_<)
白シートは汚れてくると、テンションガタ落ちですが、太陽光発電は見た目より発電して何ぼなので、気にしすぎないようにしないと。
システム概要は、
両面パネル 84.1 kW×HUAWEI×白ピカと、今ではオーソドックスの仕様です。
↓↓は、2020年8月~2021年7月までの発電量実績です。場所は三重県S市平野部。
※シミュレーションは、表面出力のみ考慮し、1kWあたりでは、年間1,149kWhと標準的な数値となっています。
年間のトータルでは、110,920 kWh、シミュ比114.8%、1kWあたりでは1,319 kWhでした。
過積載で、1kWあたり1300超は大満足の成績です(^O^)/
両面×白反射、恐るべし!
次に、両面の効果を見るために、近隣の片面パネルと比較してみます。
年間のトータルでは、104,384 kWh、シミュ比103.8%、1kWあたりでは1,146 kWhでした。
この片面と比較すると、
両面パネル×白ピカの効果は、単純計算で恐縮ですが、+11%(=両面114.8%ー片面103.8%) となりました。
当初は5%でも増えたら御の字と思っていたので、10%以上も上振れ効果が出て良かったです。
昔は、両面パネルの効果は20%ほどと聞いたことがありましたが、低圧の過積載のシステムでは、+10%くらいが限界でしょうね。
発電量の10%上振れでも、CFで考えるとさらに効果が出てくるので、白色シートの手入れに手間はかかっても、十分両面×白シートを採用する価値はあるのではないでしょうか。
発電量を維持するために年2回くらいは、汚れが酷い所だけでもモップ清掃を頑張らないとですね~。
ただ注意としては、今回の案件は、過積載率が170%(84kW)と低めであったり、アレイの列数が2列と少なかったり、高めの架台であったりと好条件が揃ったことも大きかったと思うので、ダブル過積載で、標準的なアレイだと、話半分くらい(+5%くらい?)と思っていただいた方が良いのかなと思います。
最後に参考として、両面、片面のシミュ比の月別の推移を載せておきます。
冬場は両面が14%~19%ほどと2桁%上回っていましたが、3月~7月は8~11%に縮まっています。
春夏は、晴れだとガッツリピークカットしているので、差が付きにくくなっているのでしょうね。
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