両面パネルの発電量において、ストリングは横系がいいのか、縦系がいいのか、個人的にとても気になっていたので、実際に検証してみました。
検証は少し前に連系した、LONGi両面パネル(過積載率218%)、HUAWEIパワコン(マルチ)、白反射シート(パネル前後下に敷設)、離隔広め、架台高め、影なしのシステムで行いました。
ここの発電所は、珍しく影がゼロなので、こういう検証にはもってこいです。
ストリングは、7番だけ縦コの字で、それ以外は横コの字です。
やっと、1か月分のデータが揃いましたので、公開いたします。
※2022/8/1~31にて集計。
※表右側の%はパワコン9,10(黒防草≒片面)の平均値に対する比率(≒両面の上振れ)
黒防草シートでは両面の上振れは殆どないので、片面パネルとして扱っています。
各パワコンの対片面比は、
横コの字が105.9%, 106.1%に対して、縦コの字は106.4%でした。
元々アレイ毎のバラツキもあるはずなので、ストリングのタイプでほぼ差はないと言っても良さそうです。
正直、とても意外でした。
ストリング全体を均一に照らすという観点では、横系の方が有利と思い込んでいたのですが、見事に裏切られました。
白ピカみたいな拡散反射系(乱反射)のシートを使っているので、その影響ですかね。
まだ夏場のみのデータなので、冬場も見てみないと最終結論は出せないですが、
両面×白反射システムでは、ストリングについてはそれほど神経質に考えなくてもいいように思います。
(電柱などの影影響がある場合、それを回避する方を優先した方が良さそう。)
ただ、今回の検証は、私のシステムでの結果ですので、離隔が狭かったり、架台が低かったり、直接反射系の反射シート(テカテカ系)など、条件が変わると結果も変わるかもしれませんので、ご注意の程お願いします。
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