自社発電所の2021年 年間発電量実績を公開させていただきます。
下記表は、案件毎の総発電量とシミュレーション比(実績÷シミュレーション値)です。
11か所合計のシミュレーション比は97%と少しだけシミュ割れでした。
去年の冬も積雪が多かった印象ですし、肝心の5月が思わぬ梅雨入りだったり、8月も梅雨と思わせる天候不順だったので、しょうがないですね。
ただ、今後もなんとなくこのような天候不良は続くような予感はしますよね~。
・発電量のトップは、両面パネルの発電所で、シミュ比は111%でした。
片面の同条件の発電所と比較して、+12%の上振れでした。
反射用シートにはルンルンシート白ピカを使用しています。
当然、汚れは目立ち始めていますが、発電量はまだまだ優位な状況を保っております。
(※白ピカは、汚れ、カビの点で不利なので、次回はスノーテックス有孔 on 黒防草シートの組み合わせにする予定です。)
・片面パネル(Si結晶系)には、多種多様なパネルを使用していますが、メーカー間、多結晶 / 単結晶、ハーフカットセル/ 通常セルの差は殆ど感じず、影の多い / 少ないのほうが、圧倒的に影響してきますね。
影が少ないところはシミュ比97~99%に対して、影が多いところはシミュ比89~94%
と結構な差がついてます。
・ソーラーフロンティアのCISパネルは、影が少し多めというのはありますが、二桁%も上振れ期待のあるソラフロなのに、シミュ比103%とは正直物足りないですね。
ピークカットはしているのでパワコンが潰れているわけではないので、消去法的には経年劣化を疑っています。連系して5年以上も経っていますし。
最後に、1 kWあたりの発電量(kWh)を載せておきます。
80~90kW(過積載率160~180%程)のパネル容量では、1 kWあたり1100 kWhのイメージですが、両面(with 白シート)は、1,271 kWhとやはり圧倒的な成績でした。
両面パネルは、白シートの清掃など、ひと手間はかかりますが、これだけの発電量の上振れがあれば、採用する価値ありだと思います。
(※ただし、発電所が遠方だったり、メンテに時間をかけたくない人は、片面の方が無難だと思います。最近、雑草、泥汚れの酷い白ピカ発電所を見かけることがありますので。)
相変わらず絶賛さぼり中ですが、クリックいただけると嬉しいです(^_^)/
お薦め防草グッズはこちら↓↓↓から~
冬のうちに防草シートを張っておくと後で楽チンですよ。
(太陽の光で3%程縮む点だけはご注意を!)
地盤が硬めならこれ↓↓がお薦めです。
隙間がなく雑草が生えにくいです。コストも◎
地盤が弱い場合は、これ↓↓です。
ワッシャーは付けない方が、めり込んで抜けにくいです。
隙間はコーキング剤で埋めればOK
スクリュー杭周りはこれ一択ですね。
両面パネル用の反射シートには、↓が良さそうです。
(水抜き穴がある為、下に黒防草シートは必須です。)
|