初の両面パネルの発電所が連系して、10か月ほど経ちました。
これまでの発電量の実績をまとめましたので、公開させていただきます。
白ピカを敷いてから10か月ほど経過していますが、遠目で見るとそれほど汚れは目立たないかなと思います。アップは禁止でお願いします<(_ _)>
システム概要は、
両面パネル 84.1 kW×HUAWEI×白ピカと、今ではオーソドックスの仕様です。
↓↓は、2020年8月~2021年5月までの発電量実績です。場所は三重県S市平野部。
※シミュレーションは、表面出力のみ考慮し、1kWあたりでは、年間1,149kWhと標準的な数値となっています。
両面パネルのシミュレーション値に対する比率(以下シミュ比)は、8~5月の合計では115.1%と+15.1%の上振れでした。
グラフ化すると、
5月は予想外の梅雨入りで、シミュ割れとなりましたが、
トータルでは2桁%も上回っているので、満足です(^o^)
次に、天候の影響を除外するため、近隣の片面パネルと比較してみます。
ほぼ同じ場所の片面単結晶ハーフカットセルでは
片面の方のシミュ比は、103.9%(+3.9%)でした。
この片面と比較すると、
両面パネルの上振れ率は、+11.2%(=両面115.1%ー片面103.9%) となりました。
シミュ比の月別の推移です。両面 vs 片面。
冬場は両面が14%~19%ほどと2桁%上回っていましたが、3月、4月、5月は9%、8%、9%に縮まっています。
今の時期は、晴れだとガッツリピークカットしているので、差が付きにくくなっているのでしょうね。想定通りではありますが。
仮に今のペースが続くと、年間では1kWあたり1,322 kWhとなります!
丸一年まで残り2か月。1300 kWh/kWは死守してくれると期待しています。
両面パネルは、白色反射シートの手入れに手間はかかりますが、これだけ上振れしたら、メリットの方が十分勝ってますね。
次の案件では、白ピカより汚れにくそうな、下記のアグリシートシャインホワイトを使ってみようと思っています。
→先日敷いてきたので、また公開させていただきます。
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