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今回採用した両面発電パネル。
地面の反射光を拾って発電するので、地面の材質により、どれだけ発電量が違うか実験してみました。前回との違いは、データ取得期間が延びただけです。
↓は白シートエリアです。
↓は砕石エリアです。
結果は下記表です。各エリア(各パワコン)の発電量と、No.②疑似片面パネルに対する比率(両面効果)を記載しています。
No. | パネル種類 | 地面 | アレイ | 発電量 7/24-30 (曇り雨) |
片面比 (両面効果) |
① | 両面 | 白シート | 後列/4段/パワコン設置 | 136.0 | 107% |
② |
疑似片面※ |
砕石 | 後列/4段 | 127.1 | 100% |
③ | 両面 | 白シート | 後列/4段 | 136.7 | 108% |
④ | 両面 | 白シート | 後列/4段 | 136.4 | 107% |
⑤ | 両面 | 白シート | 後列/4段 | 138.5 | 109% |
⑥ | 両面 | 白シート | 前列/3段 | 141.6 | 111% |
⑦ | 両面 | 白シート | 前列/3段 | 143.5 | 113% |
⑧ | 両面 | 白シート+砕石 | 前列/3段 | 139.6 | 110% |
⑨ | 両面 | 砕石 | 前列/4段 | 130.6 | 103% |
⑩ | 両面 | 白シート+砕石 | 前列/4段 | 142.1 | 112% |
※両面パネルの裏側を遮光加工して疑似的に片面パネルを作製(したつもり)。 | |||||
⑩は接続枚数が1枚多いため比較用ではなく参考用として記載 |
結果は、白シートエリアが片面比107%~113%(平均110%、+10%)発電しているのに対して、砕石エリアは前回同様 片面比103%(+3%)でした。
上の写真の見た目通り、白シートが圧勝です。
防草シートだと黒系は砕石以下、緑系は砕石と同じくらい?という感じですかね。
結論は特に変わらず、両面パネルを使うなら、地面には白色系反射シートは必須です!
ということで砕石をこれ以上続ける必要はなくなりましたので、砕石エリアは今回の報告をもって、順次白ピカに切り替えていきたいと思います。悪しからず。
ちなみに今回用いたのは、小泉製麻製のルンルンシート白ピカという白防草シートです。
これを採用した理由は、↓です。
・反射率90%以上(拡散反射) ・防草効果あり ・汚れにくい ・耐久性もありそう ・コスパ良し ・紫外線カットでパネル裏のコネクタ類に優しい
それと、拡散反射(乱反射)は実は必須条件で、アルミシートのような正反射型のシートだとパネル内やストリング内での受光偏りが発生し、最も受光量が低いところの発電量しか出ないのでご注意ください。
あと白色系シートの課題は、汚れですね。これはみんなで知恵を出し合って解決していきましょう。
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