両面パネル 劣化率

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両面パネルのもう一つのメリットとして、

メーカー曰く、両面パネルは、2枚のガラスで挟みこんだ密閉構造にするため、従来の樹脂製バックシートに比べ、長期信頼性が向上し、経年劣化率が0.7%→0.5%/年に改善するとのことです。https://xtech.nikkei.com/dm/article/NEWS/20150521/419546/

 

ということで、収益的にどれだけメリットがあるが試算してみました。

 

↓は、パネルの経年劣化グラフです。

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想定の劣化率は、片面が0.7%/年、両面が0.5%/年と、その差が0.2%/年と一見少なく見えますが、

20年後では3.4%、25年後では4.2%、30年後では4.9%と、長期でみればみるほど、どんどん差がついていきます。

 

さらに発電量、売電収入にどれだけ差が出るか計算すると、

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※パネル容量100kW、初年度108,800kWh、両面パネルの上振れは未考慮として試算。

Fit 20年間での発電量差は38,500kWh、売電金額の差は54万円(@14円)、69万円(@18円)でした。

非Fit10年間では、発電量差は46,200kWh, 売電金額差は37万円(@8円)

 30年間の合計では、売電金額差は、91万円(@14円、8円)、106万円(@18円、8円)とかなりの差がつきました。長期間で考えると、たった0.2%の劣化率差もばかにできませんね。

両面パネルは、劣化率という観点からも、採用するメリットがあることが、改めてわかりました。やはり両面はメリット多しですね。今までの最大のデメリット、コスト高がほぼ解消されたので、弱点はほぼないかも。

次回は、劣化率+両面パネルの上振れ効果も考慮して、片面と両面の売電収入差について試算したいと思います。

 

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