昨日、記事にした多結晶パネル発電所ですが、昨日のトップから一転、本日は3位までダウンしてしまいました。
多結晶パネル恐るべし!! 最新両面パネルが敗れる!? - 超実践的 NKE の太陽光発電ブログ
原因としては、タイトルの通り、電圧上昇抑制を疑っています。
涼しくなってきたので、温度抑制はなさそうですし、電力需要の減っている今は電圧抑制が起こりそうな気がしますので。
本日の発電量グラフです。
午前はほぼ快晴だったにもかかわらず、かなり凹んでいます(赤点線)。
数10メートル離れた全く同じ仕様の発電所では、↓こんな感じで、
キレイなピークカットがかかっていました。晴れていたのは間違いなさそうです。
昼以降は一時的な曇りです。今の時期はややこしいですね。
電圧上昇抑制だと、パワコン毎に挙動が異なるはずなので、パワコン毎にグラフを並べてみました。全部書くとぐごちゃごちゃするので、一部抜粋。
集電箱から遠いパワコンで、凹みが激しいです。
電圧上昇抑制の症状ですね。
連系して1年も経ちますが、初めて気づきました。
今まではパワコン毎に監視をしてなかったので、自業自得ですね(T_T)
オムロン旧型のKPMでは、本体下のボタンを押すと抑制が発生しているか見れたのですが、KPVではカバーを外さないといけなくなったので、確認を怠っていました。
明日以降で、電力会社に連絡して、系統電圧を測定してもらい、パワコン側の整定値を上げられるか調査してもらう予定です。
電圧上昇抑制って、私の発電所では、結構高頻度で起こっているんですよね。14基中半分の7基で起こっています。
しかも1基目から発生しましたが、業者さんが教えてくれるわけではないので、自分で気づかないといけません。
幸いにも、今のところは、パワコンの整定値調整で何とか改善できましたが、調整の余地がないケースも出てくるそうです。
そうなると、かなりのロスが発生してしまいます。
引き込み柱までのケーブル長さ、太さで発生確率は減らせるとは思いますが、結局は発電所エリア次第なところもあります。リスクの一つですね。
これからの季節は電力需要が減ってくるので、今までイケていたところも要注意です!
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