以前↓にて記事にしましたが、電柱の影の影響について、約半年分のデータが出ましたので、再度、記事にしたいと思います。
https://nkepv.com/entry/2020/10/11/203637
対象の発電所は、南西側に電柱と引き込みポールがあり、昼過ぎ以降は影がくっきり映ります。
太陽光発電システムは、このような部分的な影でも、その面積比率以上に発電が落ちてしまうのですよね(>_<)
パワコンは、影の影響を受けにくいマルチストリング(2MPPT)のHUAWEIパワコンです。
パワコン別の発電量です。期間は5/17~12/31です。
電柱に近い側のパワコン10, 9, 8は影がかかるので、発電量が明らかに落ちています。
パワコン10だけで見ると、6%ほどのロスです。
このパワコン10,9,8について影がなかった場合の数値(影なしパワコンの平均値)を入れて比較すると、
影の影響がある場合は 実績67,410kWh、影の影響を除外したときは68,232kWh
となるので、その差822kWhが電柱によるロスで、ロス率を計算すると、1.2%(=822/68232)となりました。
秋冬で影のパワコンだけを見たら、かなりロスしているイメージがあるのですが、パワコン全台、夏を含めた通年で見ると、意外にも気にするほどではないですね(^o^)
オムロンなどの非マルチ(1MPPT)では、倍ぐらい(2~3%)のロスにはなると思いますが、これくらいなら、許容範囲ではないでしょうか。
SMAのパワコンならマルチストリング(2MPPT)に加え、影対策機能ShadeFixがついているので、さらに影の影響を受けにくくなっています。
私は次案件で、SMAを使いますが、設置、連系まではまだまだ先なので、もうすでに設置された方がいれば、影あり、影なしのパワコンで比較してみて、その効果を教えてくださーい(^o^)
一応最後にタイトルに対する答えを。
HUAWEIパワコンシステムにおいて、南西側に設置された電柱&引き込みポールの影の影響による発電ロス率は1.2%でした。
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