太陽光パネル 影の影響ってどれくらい?

太陽光パネルにとっては影が最も厄介ですよね。

少しの影でも思った以上に発電量は低下します。

 

住宅地のど真ん中の発電所で、建物の影の影響がどれくらいか、まとめてみました。

 

↓は、レイアウト図に、影となる建物、電柱を追記しました。

 

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オレンジで囲ったパネル(同一パワコン)が、最も影の影響を受けています。

 

↓は、午前の写真です。

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ガッツリ影がかかっていますね。

 

↓は、8月のそこそこ晴れの日のパワコン毎の発電量グラフです。

パネルの接続枚数が近いものだけを抜粋しています。

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影がガッツリかかるパワコン④は朝方は全然発電してないですね。

9時時点では他の半分くらいです。

 

8月トータルの発電量で比較すると、

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ガッツリ影のパワコン④は、影なしのパワコンと比較して、-19%でした。

影によるロス率がなんと19%もあります。かなり大きいですね。

8月でこれなので、冬場はもっと恐ろしいことになるかも。

 

この発電所のパワコンは、Panasonicの一括入力方式(4回路1MPPT:非マルチストリング)を使用しており、残念ながら、影には弱いタイプです。

 この当時は、手ごろなマルチストリングタイプのパワコンがなかったので、しょうがないです。

 

最近流行のHUAWEIや新型SMAとスペック比較です。

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今買うなら、影の案件では、日陰対策機能のある新型SMAが良いでしょうね。

 

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