初の両面パネルの発電所が連系して5か月半ほど経ちました。
先月に続き、発電量の実績をまとめてみましたので公開させていただきます。
先日こちらの平野部でも雪が積もりましたが、両面パネルの方は現場に到着した時にはすでに雪が融けていました。両面は前評判どおり積雪にも強いです。
左が自社両面パネル。右がお隣さんの片面パネル。同時刻に撮影。
システム概要は、
両面パネル84.1kW×HUAWEI×白ピカと、今では定番?の仕様です。
時代の流れは速いですね。
一年前までは、両面はまだ一部のマニアな方しか使ってなかったと思います。
早速ですが、8~12月の実績です。
場所は、三重県S市平野部。
シミュレーションは、表面出力のみ考慮し、1kWあたりでは、年間1,149kWhと標準的な数値を使っています。
両面パネルの対シミュ比は、8~12月の合計では119.8%と+19.8%の上振れでした。
グラフ化すると、
初の両面パネル、冬でも順調に上振れしています(^o^)むしろ上向きですね。
(ちなみに10月は電圧抑制がかかっていたので不調でした。)
これだけだと、ただ天候が良かっただけの可能性もあるので、同時期の片面パネルと比較してみます。
ほぼ同じ場所の片面単結晶ハーフカットセルでは
対シミュ比では、107.9%でした。
この片面と比較すると、
両面パネルの上振れ率は、+11.9%(=両面119.8%ー片面107.9%) となりました。
それでも十分な数値です。
12月に入り、太陽の高度は最も下がってはいましたが、発電量の上振れ率を見る限り、特に影響なく白シートからの反射光を拾えてそうですね。
むしろ、冬場はピークカットの影響がなくなる分、上振れしてそうな感じです。
ちなみに今のペースが続くと、年間では1kWあたり1,377kWhとなってしまいます!
過去ワーストの7月を含んでないので、実際は、もっと落ちてくるとは思いますが、それでも1200後半くらいはいきそうな感じです。満足です(^^)/
あとは、反射を稼ぐための白ピカシートの清浄度をいかにキープできるかがポイントとなりそうですね。
これはまだ試行錯誤中ですが、途中経過でもまた記事にしたい思います。
ではでは~(^_^)/~
私が反射シートとして使っているのは、下記のルンルンシート白ピカです。
一度汚れると汚れが落ちにくいのが難点ですが、トータル的にはこれしかないのかなという感じです。
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